モントリオール国際ジャズフェスティバル+α

今年も6月30日から7月10日まで開催されます。


同じような名前のスイスで行われるモントルー・ジャズフェスティバルというのがあり、日本では、こちらの方が、よく知られていますが、おそらく形がまったく違うのではと思います。
モントルーは行ったこと無いんですが、多分、閉じられたコンサート形式が殆ど、ではないかと思いますが、一方、モントリオールは、(コンサート形式のものもありますが)町の、或るエリア・ストリート全体が、会場になっていて、あちこちに野外ステージがあり、好きなところで、好きなプレーヤーのパフォーマンスを楽しむ、というスタイルです。
ジャズ、と聞くとモダンジャズとか、デキシーランドジャズを思い起こす人も多いと思いますが、実際の音楽は、ジャズだけでなく、ポップスあり、エスニックなものあり、よりどりみどりといったところです。
基本的に、夜ですが、日没の遅いカナダの夏、始まる前には、オールド・モントリオールのフレンチレストランで食事をしてからでも、十分。
昼間は、ストリートミュージシャンとか、さまざまなパレードとか、違った楽しみ方ができます。
期間中、200万人以上の人が訪れるという、このフェスティバル、ジャズと銘打ってはいますけど、短い夏を、解放的に楽しむ、というモントリオールの人たちが始めたフェスティバルなのだな、感じる楽しい大きなイベントです。
まだまだ、あまり日本の方を見かけないフェスティバルのような気がしますが、是非お出かけになって見てはと思います。
そして、も一つ、その時ぜひ、足を延ばして頂きたいのがあります。
Farmers' Marketです。

郊外にいくつもあるようですが、そのうちの一つ、Atwaterをご紹介します。
場所:市街地から3−4Km南、
歴史:75年、
売っている物:野菜、果物、肉、魚、チーズ、パン、花、等など、
メープルシロップも、いくつもあるんですね。Extra Lightなんて、あまり日本ではなじみのないものもあります、
何でも安い、量が多い、日本に新鮮なまま持ってこられない。残念。
更に、中には、試食で、おなか一杯になりそうだけど、新鮮な食材を使ってるレストランがいっぱい、
一日いても飽きないほど。
ただし、この時期は、にぎわっているものの、ここはカナダ、冬は...
それと、基本的に、ここケベックはフランス語です。ただし、マーケットには、スペイン語しか分からない人とか、いろいろな人がいます。


以上は、昨年友人とボストンから車で訪れた時の、ひと夏の楽しい思いをつづろうと試みたものですが、すでにその前年、美しい写真とともに、モントリオール在住のChef R*という方が、このフェスティバルのことを書いていらっしゃいますのでご覧になってください。