デンバー国際空港 (DIA) の続編

といっても、内容は別件です。

先回、「でかい」と書きました。(行ったことはありませんが)それでもなお「拡張」が決定されようとしていることをローカル・メディアが伝えています
日本では、地方空港(つい先日、静岡空港が出来ましたが)の惨状や、無駄なハコモノは作らない、といった論調とか、前向きな議論が出てこないのに、なんでこの時期に、かの地では、拡張なんか出来るのか、よく読むと、

“If we can put people to work, and these are not taxpayer dollars, then this is a good time to move forward,”

  • 仕事を創出出来て、市民の税金を使わなければ、GOでしょう。

“The airport is an enterprise fund and plans to sell bonds to help pay for the project. Day says the burden will not fall on Denver residents or travelers.”

  • お金は、公社債で集めるんだから、デンバー市民や旅行者に負担をかけるわけではない。

“Why wouldn’t we move ahead to help our economy and help everyone at the same time? The airport’s paying for it. Absolutely, we will use all our money.”

  • 景気と同時に人々を手助けするのに着手しない手はないでしょう。空港は儲かるんです。だから我々の金を使うんです


勿論、マーケットサイズとか需要予測とか、詳しいことは分からないので、日本と単純比較は、出来ないでしょうが、それでも何か、思想が違うような気がしてなりません。この国では、空港なんてものは、お上の造りたもうもの、と思っていますよね。