フライト・アテンダントを悩ます、7種類のいやな奴

MSNBC、5月21日の記事より、
有名航空会社のフライト歴12年のベテラン・フライトアテンダントが、最も悩ませる乗客の振舞いを7つあげています。米国国内線のことだと思われますので、日本人からすると多少受け止め方が違うかもしれません。

1.ペットを機内に持ち込み、動物のようにふるまう客

  • Bring your pet on the plane and then act like an animal

勿論、規則で認められていないのですが、(何を想定しているのか書かれていませんが)お行儀がいい、と寛容な人も多いようです。

2.(後部に充てられた乗客が)入口すぐのラックに、自分のバッグを押し込んで、自分は、手ぶらで後部に歩いて行く客(降りる時に、楽だから)

  • Shove your bag into the first bin you see and then walk to your seat in the back of the plane

確認の時、誰のものか不明の場合は、貨物室におろします。と、加えていますが、今なら、下ろされてしまうのではと思うんですが。

3.飛行機に乗ってるんだから、親業も今日はお休み、と思っている客

  • Think that because you're on an airplane you're off-duty as a parent

おむつだ、ミルクだ、菓子だ、薬だ、おもちゃだ、って、飛行機は、コンビニじゃないんだから、と。また、乗る前には、子供をトイレを済ませておく、レゴは家に置いてくる、親として、ちゃんといつもやっていることをやってよ、と言っていらっしゃる。

4.自分で持ち上げられない程の大きさのバッグを引きずって来る客

  • Drag on an oversize bag that's too heavy for you to lift by yourself

ガイドラインは簡単:(特に女性に)

    • 家で、しっかりパッキングをする。そして、確認をする。
    • 機内で履く靴を履いて、そのバッグを担いでみる。そして、
    • 冷蔵庫に載せてみる。OK?
    • チェックインカウンターで料金を払って預ける。

以上

5.出口のそばの、広い席に座れなかったと、文句を言う客

  • Gripe that you haven't been seated in a roomy exit-row seat

この席は、大きな客とか、背の高い人とかの為に作られているのではなく、非常時に、乗客が安全に外に出ることが出来るように、デザインされているものです。なので、そこに座る人は、はっきりした言葉で話せ、非常口を開けるのを手助け出来、他の乗客の手助けができることが望ましいのです。出来れば、制服軍人、消防士、法執行官、オフのパイロットやキャビンアテンダントが望ましい言うことです。しかし、この席の指定については、地上職員は、最初に埋めてしまうようですが、フライトアテンダンツは、最後にこれを、粛々と決定するそうです。

6.「あなたの前の座席の下」の意味が理解できないようにふるまう客

  • Act like you don't know the meaning of the words "under the seat in front of you"

足の後ろに入れたり、隣の席に置いたり、膝の上に置いたりしないで、必ず、「あなたの前の座席の下に」おいてください。何度行っても、聞いてもらえないんですね。

7.運賃が高い、と言ってぐたぐた言う客

  • Whine about the high price of flying

航空運賃は、いろいろな状況で決定されるので、こればかりは、フライトアテンダンツに言っても仕方ないですよね。彼女たちにしてみれば、大陸横断で130ドルで乗った客も見てるわけで、なんだこんな安い客って、思いかねないですよね。まあ、そんなこと思っていたら仕事になりませんから、大概は、気にしてないと思いますけど。