Speak, Spoke, Spokane...???

第一話
私の先輩が奥方と、ロサンジェルス(LAX)に行った時の話です。繁忙期だったのでしょう、サンフランシスコ(SFO)経由で、しかも、再チェックインだったようです。こんなことをするのは、旅慣れた人だということですよね。ところが...
で、SFOに着きました。入国手続きをして、次の便で、LAXへ。
着きました。タクシーに乗りました。
先輩「シェラトンダウンタウン
タクシードライバ「Which hotel?」
先輩「シェラトンダウンタウンロサンジェルス
タクシードライバ(早口で)「....スポークン...」
先輩..(何?スポークン?...)「スピーク、スポーク、スポークン??...」
そこが、シアトルのあるワシントン州のスポケイン(Spokane)だと解るまで、暫く時間が必要だったそうです。
何の疑いもなく、LAXについたと思っていたそうです。
結局、その日は、スポケイン泊まり。LAXのホテル代は一泊パーになるは、予定はぐちゃぐちゃだったそうです。スポケインは、どんな所だったかいまだに聞いたことがありません。言いたい訳はないでしょうし。
第二話
関空が出来る前、伊丹空港が大阪空港だった頃、あるおばさんが、急ぎの用で、四国松山に行くことになり、あわてて松山行きの飛行機に乗ったそうです。で、就いたところが台湾の台北だったとか。
以前はいろいろなことが、手動だったり、システムが十分でなかったりで、あり得たことかもしれませんが、作り話っぽい気もします。これは、聞いた話です。
ご存知の無い方のために、あえて説明しますと、台北は、今の蒋介石(台湾桃園国際)空港が出来る前は、市内に近いところにある「松山空港」が、国際線の空港だったというお話です。
空の旅は、だから面白い、という二つのお話です。でも、くれぐれもお間違え無きよう、よくご確認を。